『桃源郷』
俗界を離れた他界・仙境。
別世界にある平和で穏やかで豊かな世界。

『Eden(エデン)』とは、
ヘブライ語で『Eden＝歓喜』
旧約聖書で、
神様が人類の始祖アダムとイブのために作った
楽園です。

また『絵伝(えでん)』は、
主に高僧の行状を描いた絵巻の事です。

この日本の秘境にある奇岩群の行場で、
今なお、日本の山岳修験道は行われています。
修験道の開祖ともいわれる役行者。
今でも役行者が従えた鬼の子孫達は、
この地域で人々に奉仕しています。

『桃源郷』は、
中国の「武陵」という
場所の伝説からきた言葉です。

武陵は1970年代まで少数民族だけが暮らす未開の地で、中国の地図では空白の土地だった秘境でした。
そして、地殻変動による隆起と雨風による浸食により数億年という時間を掛けて形作られた奇岩の絶景「武陵源」があります。

「武陵桃源」という言葉がありますが、
ここは中国ではなく日本。
日本にリアルな『桃源郷』は存在したのです。